転職支援会社の仕組みとサービスを理解する

充実したサービスが無料で受けられる

転職支援会社とは、求人企業と求職者の間を取り持って、職業の紹介をおこなう会社のことです。最近では、転職者の増加や中途採用をおこなう企業の増加、インターネットの普及などによって、一般的な認知度は上がっています。

しかし、転職支援会社の仕事内容や運営の仕組みなどに関しては、あまり知られていないようです。

転職支援会社の収入源は、紹介した人材が企業に採用された場合に、企業側から支払われる成功報酬に限定されており、その成功報酬で転職支援会社は運営されています。

その成功報酬額は、例えば、転職仲介実績1人当たり、約10万円といった形態を採っている会社が多く、なかには、転職を仲介する人の年収の20~30%を成功報酬に設定している転職支援会社もあります。

そのため、求職者は無料で転職支援を受けることができ、転職支援に関する一切の費用は発生しない仕組みになっています。

求職者側からの視点で見ると、一般に公開されていない求人の紹介を受けることができ、その上、転職支援やキャリアコンサルティングのサービスまで無料で受けることができるため、活用しない手はないという訳です。

転職支援会社のサービスの種類

転職支援会社のサービスには大きく2種類あります。1つは、求人企業と求職者(人材紹介の世界では、求職者のことを、アプリカントと呼びます)とのマッチングをおこなう登録型の転職支援会社です。

そして2つ目は、企業の依頼を受け、適任者を探すサーチ型の転職支援会社です。このサーチ型転職支援会社がおこなうのが、ヘッドハンティングです。

また、最近の不景気の時代背景から、企業のリストラ施策のなかで、対象者に向けた再就職支援をおこなうアウトプレースメント型を3つ目のサービスとして展開する転職支援会社も出てきています。

どのサービスを採っている転職支援会社でも、転職支援会社側からすると、企業に紹介した人材が採用に至ると、その企業からの次のオーダーに繋がる仕組みになっているため、転職支援会社は、必死になって求職者の転職成功を目指し、転職支援をサポートしてくれるのです。

CAREER.JPがおすすめする転職エージェント3選

doda

転職エージェント doda(デューダ)

・求人登録 約20,000社
・非公開求人件数 約80,000件

転職エージェント大手のパーソルキャリアが運営。非公開求人を自ら検索し応募できる「検索サイト型」と専任キャリアコンサルティングによる「コンサル型」の2つのサポート形態を選べます。求人数も業界トップクラスで、ITやモノ造り企業から管理部門系職種、グローバル求人、エグゼクティブ求人にも強みを持つ。専任キャリアコンサルタントが親身に相談に乗ってくれる、登録必須の転職エージェントです。

マイナビエージェント

転職エージェント マイナビエージェント

・求人登録 約15,000社
・非公開求人件数 約100,000件

株式会社マイナビの人材紹介サービス「マイナビエージェント」。人材紹介サービスを利用しての転職は、求人を閲覧できるだけの転職サイトと異なり、業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられます。特に、20〜30代に転職サポートに強く、企業の人事および採用担当との太いパイプを持っている押さえておくべき転職エージェントです。また、親身な転職サポートが圧倒的な支持を集めており、応募書類の準備から面接対策までベストなサポートを受けられます。

パソナキャリア

転職エージェント パソナキャリア

・求人登録 約16,000社
・非公開求人件数 約50,000件

人材派遣大手のパソナグループが提供する 正社員向け転職エージェントとして、抜群の知名度を武器に活動サポートを展開するパソナキャリアカンパニー。業界最大級の求人件数を誇ります。外資系企業やベンチャー企業にも強みを持ち、登録すれば、転職活動に関する圧倒的な情報量を得ることができます。業界トップクラス16,000社取引企業を誇り、大手企業の安心感、全国に相談拠点もあることから、多く利用されています。

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